バリシニコフの素敵な言葉に出会いました。

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”ダンサーがステージにあがるとき、振付け師が書いただけの真っさらな紙ではない。その背後にそれまでの人生で下した決断があり、ひとつひとつ選択してきた、その全ての結果をステージにいるかれに見る。あなたはかれという人間を見、その時点で、かれが何者であるか、彼はただそこに存在するしかない。わたしの経験上、類いまれなるダンサーたちは、類いまれなる人々である。人生に対するしっかりした考え方、探求心、優れた内面性をもつ。かれらは己が何者であるかを知り、あなたにそれを見せる、喜んで。”
ミハイル・バリシニコフ